4月19日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました。
今回の主役は博物館周辺の春を彩る青い花、フデリンドウです。
(フデリンドウについては、本投稿以前のブログ記事(4月5日)(4月19日)もぜひ併せてご覧ください。)
博物館の敷地とお隣の林の中を歩き、今が見ごろのフデリンドウを探します。

フデリンドウ
実は、今日のミニサロンではみなさんと取り組むミッションがあります。
それはフデリンドウマップ作り!
花を見つけたら大きな紙の地図に水色のシールを貼って、花の場所をマップにします。
まずはフデリンドウについて簡単にお話をし、実際に花を探して目を慣らします。

たくさんの株が見つかります
みなさん、次々と発見して場所を教えてくれます。

見つけたら、地図にシールを貼っていきます

あった!
ひととおり探し終わったら、林に場所を移してもうひと探し。

たくさん見つかります!
途中、カナヘビも姿を見せました。

カナヘビ。尻尾が一度切れてしまった個体です。
観察会の最後に、出来上がったマップをみんなで見てみました。
花があった場所となかった場所があることが分かりました!

完成した地図を囲んでにっこり!
4月とは思えぬ暑さのなかでしたが、とても楽しい観察会になりました。
フデリンドウは毎年枯れて別の株が出てくる植物なので、来年も同じ場所で咲くとは限りません。
もし来年もマップを作ったら、年ごとの変化が分かるかもしれませんね。
(動物担当学芸員)