小雨の林道にて

4月23日、当初の予定では緑区の山へ登り、絶滅危惧植物の生育状況を調査する予定でした。しかし、この日だけ降水確率90パーセント予報になってしまったため、予定を変更して緑区内の、自動車で行かれる場所を回って絶滅危惧植物の現況調査を行いました。
小雨が降る中でしたが、むしろこうしたお天気では新緑の微妙な色の変化が際立ちます。

雨に濡れる新緑(緑区名倉)

そして、フジの存在感が突出する季節でもあります。

フジの花がいたるところで咲いていました

この色あいも、晴天よりも小雨くらいが際立ちます。

咲き始めのフジ

マルバウツギは・・雨に濡れて花がすべてうつむいていました。

マルバウツギ

そして、やっぱりこの天気でこちらも元気いっぱいでした。

ヤマビル

ヤマビルです。雨に濡れた山道を5分ほど歩いただけで、大小たくさんのヤマビルが足を伝って登ってきました。幸い、歩いた時間が短かったため、車道へ戻ってすぐにヤマビルチェックをしたおかげで吸血されずに済みました。
(生物担当学芸員)

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