冬至も過ぎ、すっかり寒くなりました。
博物館のまわりの地面にも、朝、霜柱が立っています。
と、書くつもりで写真を撮ろうとしたのですが、あれ?見当たりません。
そして、なぜか霜柱が踏み荒らされた跡ばかりが見つかります。
それで改めてよーく探してみると、
実は、普通の地面に見えていたのは、霜柱に載って浮き上がった土でした。
ちょっと目には地面に見えるけれど…
霜柱は、地表付近の土中の水分が凍り、その下の水分が吸い寄せられるように氷となって成長する現象です。そのため、氷柱の上に土が乗っています。
なるほど、その通りになっています。
朝からちょっぴり良い観察をしました。
ところで、霜柱って結構いろいろな形がある事に気づきました。
カール状とか…
なんでこんな形に、という疑問もさることながら、見ていると楽しいですね。
寒いのは苦手なのに、つい夢中になって写真を撮ってしまいました。(学芸班 木村)