2月22日が新月だった月は、日に日にその姿を変えながら惑星を巡るようすを夕方の西空で楽しめます。28日までの惑星と月との位置関係、月の形に注目して見上げてみてください。
25~26日は三日月状の月が金星に近づき、27日には月齢5.4の月と木星が並んで見えます。
また、29日には上弦一日前の月とおうし座にあるプレアデス星団(M45:すばる)に近づきます。
どの競演が見ごたえがあるか見比べてみましょう。
2月24日の夕方 (上から木星、金星、月)
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月に注目してみてください。欠けている部分(太陽光が直接当たらない月の陰の部分)が、うっすらと明るくなっているようすが分かります。これは、地球で反射した太陽光が月面を照らしだすことによって見られる“地球照(ちきゅうしょう)”という現象です。
過去に撮影した地球照
(天文担当 有本)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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