博物館のエントランスにあるジオラマ。
かつて市町合併後の市域をを表現するために製作され、市役所ロビーに飾られていたものです。
実は、このジオラマには個人的に不満がありました。
それは、「立っている」事。
やっぱりジオラマは水平に置いて欲しい。
それはなぜかというと、それぞれの方角から覗いて、見える風景の違いを感じるのが、ジオラマの醍醐味だと思うからです。
これを納得してもらうには、このジオラマにカメラを設置して…とか、面倒な事を考え始めてからふと、気づきました。
「カメラで撮ればいいじゃん」。
で、やってみた結果がこれ。
さて、次は…
道志村方面から見た相模原台地。
遠くて、平べったい。あんなところに何十万人も住んでるんだ…
おまけ。
蛭ケ岳から相模原台地方面を臨む。
お手軽なバーチャル・リアリティという見方もできますが、私は「視点の転換」だと思っています。
実は、地図もこんな風に色々な方向から見てみると、結構、発見があって面白いものです。
今度、どこかでジオラマを見かけたら俯瞰してみるだけでなくて、ぜひ、見る方角による違いを楽しんでみてください。オススメです。(学芸班 木村)