JAXA連携企画展メイキング第3報
オープンの3日前となり、展示準備作業も大詰めになってきました。
午前中は、JAXA宇宙研展示室で展示していた“門外不出”の歴代の人工衛星模型を博物館の企画展会場の特別展示室へと移動する作業を、今回の展示作業にご協力いただいている方たちと一緒に行いました。
細長いアンテナ部など、非常に繊細なパーツがあるため、緩衝材での梱包や車両での運搬ができずに、1個1個手持ちで、しかも徒歩で移動する必要がありました。
運良く梅雨の晴れ間だったため幸いしましたが、移動中の様子を不思議なまなざしでご覧になった方もいらっしゃったのではないでしょうか?
ちなみに、こんな感じでした。
まるで人工衛星まつり??
運び込みが完了し、展示ケースに配置するまで一時仮置き
こうして、まとまった人工衛星を見比べると、形や大きさがいろいろあることを改めて実感しました。
2日前に博物館天文クラブ(SMAC)の方たちに作っていただいたモノクロ写真の巨大なアルバムは、壁一面に整然と貼られました。
そうそう、↑この写真に写っているキャスター付きの足場ですが、天井高が5メートルもある特別展示室の天井にスポットライトを配置する時に使う、展示作業の最後の最後に無くてはならないタワーなんですよ。
展示作業に無くてはならない七つ道具と言えば、こんなものがありますね。
本日、ご協力をいただいた皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。
もう一息です。
(天文担当 有本)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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