8月31日夜。地質分野の博物館実習生の展示が、完成しました!
地質分野の博物館実習生は自分たちが採集した資料も含めて、相模川流域の河原の砂を紹介する展示を制作しました。
野外実習の翌日の8/29から8/31までの3日間かけて作り上げました。
まずは、採集した砂の資料の洗浄です。米をとぐ要領で、濁りがなくなるまで洗います。
展示企画の検討です。展示の目的、内容、構成、資料の選定、レイアウト、などなど、入念に練り上げました。
解説パネルはプリンターで打ち出したものをスチレンボードに貼り付けて切断し作製します。
できあがった解説パネルはピンで展示ケース内の壁に打ち付けます。これ、結構、難しく、コツがいります。実習生は悪戦苦闘、苦労しながら、打ち付けていました。
パネルの打ち付けが終わったら、資料を並べます。わかりやすさや見栄えを考えて並べます。最後にキャプションを置いてできあがり。
午後10時、無事、展示完成!夜遅くまでがんばった努力の成果です。実習生二人が協力して、立派な展示を作り上げることができました。
この展示は、9月16日(日)~10月28日(日)の期間、他分野の実習生の展示と一緒に特別展示室で展示します。公開までしばらくお待ちください。
(地質担当学芸員 河尻)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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