今年は花盛りがちょっと遅めになりましたが、博物館お隣の樹林地でたくさんのアキノタムラソウが咲いています。
名前は「秋の」とつきますが、日当たりの良い場所なら5月下旬から咲き始めます。「秋に咲く」タムラソウではなくて、「秋まで咲く」タムラソウです。花期が長いのが特徴です。
しかし、このところしばらく青空を見ていません。毎日しとしと降る雨にさすがに花もちょっと疲れ気味かとおもいきや、上の写真のとおり力強くたくさんの花をつけています。
今のところは「雨のタムラソウ」ですね。
(生物担当学芸員 秋山)