今日7月19日、関東甲信地方が「梅雨明けしたとみられる」と気象庁から発表がありました。
梅雨には台風と低気圧の間のように数値的な基準がないのでこういう表現になり、後から修正もありうるからということなのでしょう。でも、個人的には予報官の権限で「明けました!」とすっきり言ってくれないかなあ、と毎年思います。
それはさておき、梅雨明けというとこんな虫たちを探してしまいます。
このブログの真夏のレギュラーとも言えるマメコガネです。もうとっくに姿を見ていたのですが、「まだまだ」と見て見ぬふりをしていました。やっぱりギラギラした日向が似合う虫です。
風が吹いて乗っている葉っぱが揺れたりするとなぜか後ろ足をこんなふうにピンっと持ち上げます。今日は片足上げを見せてくれましたが、ふつうは両方の後ろ足を上げることが多いです。
未だにこの行動の意味がよくわかりません。
そういえば昨日の通勤帰りにタマムシに出会いました。
昨晩はあちこちのSNSにきれいな虹の写真がアップされていましたが、私が見たのはタマムシの体に光る虹でした。
(生物担当学芸員 秋山)