通勤途中に博物館お隣の樹林地を歩きながら季節の移ろいを感じるのが日課です。
ここ数日で、急にセミのぬけがらが目立ってきました。
このぬけがらは比較的大きめ。色は茶色いので、アブラゼミかミンミンゼミです。触覚をクローズアップすると・・
付け根から3番目の節が目立って大きく長いので、アブラゼミです。
それにしても、博物館のまわりでは今年はアブラゼミが少なめです(それでもこうしてぬけがらはたくさんあるのでそれなりの数は発生しています)。ニイニイゼミもちょっと遅かったのですが、ヒグラシの鳴き始めが少し早く、アブラゼミがピークになる前にミンミンゼミの声が目立っています。さらに昨日の朝はツクツクボウシがの声を今年初めてききました。
毎年のように変化するこうした自然の動き、楽しいですね。
(生物担当学芸員 秋山)