先ほど博物館の駐車場に出てみたら、こんなものが目につきました。
キノコです。こんなとき、まわりを見回すとたいていいくつも見つかります。
ふむふむ・・これはたぶん・・ということで館内に一つ持ち帰りました。傘の裏側のスポンジ状の部分に傷を付けると、瞬時に色が変わりました。
イグチ科のキノコの中で、傘の裏側や柄を傷つけるとこのように濃い色に変化するものがいくつも知られています。キノコは図鑑に載っていない種もたくさんあってよくわからないのが正直なところです。でも、おそらくこれはクロアザアワタケか、それにとても近い種類と思われます。
キノコにキノコって書くなんてあまりにも芸が無いのですが・・。つい手が動いてしまいました。
(生物担当学芸員 秋山)