交雑品種は一部の成長の遅い品種をのぞいてすっかり繭になりました。
日本鳥学会へ参加する前に「まぶし(繭をつくらせる格子状の道具)」に移しておいたものはすっかりこんな感じに。 興味深いのは、交雑品種は楕円体の繭をつくるものと、くびれ繭をつくるものが混じることです。そして、やはり繭自体が少し大きめです。
日本在来原種としては珍しく黄色い繭をつくる品種乞食も、もうすぐ繭になりそうです。違った色合いの繭ができるのが今から楽しみです。 (生物担当学芸員 秋山)
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。