タイトルのとおり、7月11日から2か月以上続いた企画展が、今日が終了しました。写真は、閉館後の博物館前の看板です。
考えてみれば「はやぶさ」の帰還カプセルと「イトカワ」微粒子を同時にこれだけ長い期間展示したのも「世界初」だったわけですが、それだけにスタッフ一同、気が休まる暇がなく、正直言って「あー、こんな展示始めなきゃ良かったかなあ」と一度ならず思った事もありました。
それとはまた別に、「人類の宝」に等しい貴重な資料でも、毎日のように眺めていると、親しみに似た感情を感じてしまうものです。おこがましい、とは思いつつ、展示が終わる事に一抹のさびしさを覚えます。
しかし何より、長い期間にわたり、快く資料を提供してくださった皆さん、そして展示に足を運んでいただいた多くの皆さんには感謝しなくてはいけないと思います。ありがとうございました。
残るは撤収作業です。気を引き締めて、無事に完了しなくてはいけませんね。(学芸班 木村)