博物館は本日、1月5日から通常開館となっています。晴天の穏やかな仕事始めとなっております。
さて、今年は干支が申(さる)ということで、あちらこちらにニホンザルの画像が見られます。
あまのじゃくを自認する身としては、それならばということで植物の名前の中のサルで仕事始めを飾りたいと思います。
まずは、サルトリイバラ。晩秋に真っ赤な果実をつけます。別名サンキライ。東日本の柏餅は、西日本の一部ではさんきらい餅になり、この葉でお餅を巻きます。
続いて、山に実るキウイフルーツ、サルナシです。果実の写真が見当たらず、こちらは花です。
ちなみにサルナシのつるはこんなに太くなります。らせんに巻いた巨木のサルナシ、生命力を感じますね。
もうひとつ、地衣類のサルオガセ。
うーん、暗くてよくわかりませんね。山の木の枝に垂れ下がるとろろ昆布みたいなアレです。
しかしなんだか季節感も無く、今ひとつですね。やっぱり・・
ニホンザルさんにご登場いただきました。
本年もよろしくお願いいたします。
(生物担当学芸員 秋山)