秋から冬にかけて、平日の博物館はほぼ毎日、市内の小学校が見学に訪れます。今日は緑区から串川小、青野原小、青根小、津久井中央小、鳥屋小がプラネタリウムの観覧と展示の見学に訪れてくれました。
プラネタリウムの学習投影のあと、各学校ごとに展示見学です。学習指導員から常設展示の解説を受けているのは鳥屋小4年生のみなさん。
じつは鳥屋小4年生担任の本多先生は、博物館が設置している「学校と博物館の連携を進める研究会」の委員のお一人で、現在開催中の学習資料展の生物コーナーを一緒につくってくれました。その展示の前で、学芸員からも解説を受けます。
みなさん、博物館で昨夏に育てたカイコをお裾分けしてそだてていただいたので、カイコにはなじみがあります。それでもカイコに関するクイズパネルには知らないことがたくさんあったようで、興味深そうに見学してくれました。
一番遠い青野小はバスで片道1時間半以上かかるでしょうか。博物館から距離のある学校が多く、ふだん博物館を気軽に利用できるわけではありません。それだけに、みなさんとても熱心に学習してくれたようです。
(生物担当学芸員 秋山)