昨日の穏やかな春の陽気から一転、今日は本降りの雨模様の一日でした。じつは今日は鳥類標識調査(バンディング調査)を実施する予定でしたが、早朝に捕獲用の網を張ったものの、大雨になってきたのでとりあえず今日は中止にしました。明日は調査のようすをご紹介できると思います。
さて、そんな日でしたが、雨になったのをよいことに、5月下旬から開催する企画展の準備をしました。
鳥の羽根!資料メモの写真なのでちゃんと撮れていないのですが、実物は自然の造形美にただ見とれるばかりです。展示では、世界の鳥の羽根のフシギで美しい造形や羽根を使った道具、そして、鳥の羽根の構造と機能などをご紹介する予定です。
この特大の羽根は、セイランというマレー半島やスマトラ島などに生息するキジの一種の尾羽根です。
道具に使われた羽根がなんの鳥のどの部位なのか、バンディング調査者であり、羽根研究の第一人者のFさんが調べてくれています。
今日は雨模様でしたが、そのぶん企画展の準備がぐっと進んで有意義な一日となりました。
(生物担当学芸員 秋山)