濃密な春の調査

今日はお隣の樹林地で、昨日準備だけして中止にした鳥類標識調査を実施しました。お天気もよく、いろいろと成果がありました。
樹林地にあるアオゲラの古巣から、ひょっこり顔を出したアオダイショウ。ねぐらにしていたのでしょうか。珍しく近くがガヤガヤするので様子を覗いたようです。

博物館駐車場ではあまり発達しなかったミズキの樹液酵母のスライム・フラックスが、こちらはしっかり形成されていました。

あまり気持ちの良い写真ではないものばかりなので、反省してモミジイチゴの花を。

そして、春を代表するキノコのひとつ、トガリアミガサタケです。フランス料理の食材“モリーユ”として一部では大変な人気のようです。

さらに、標識した鳥のうち、ひとつ挙げるとすればやっぱり天使すぎるエナガです。

春風の中で気持ちよい野外調査となりました。
(生物担当学芸員 秋山)

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