博物館の前庭にいつの頃からか、こんな植物が入り込んでいます。
まったく目立ちません。よほど植物に関心のある人でなければ気付かないくらい、地味です。目を近づけても、葉っぱなのか茎なのかもよくわかりません。
でもこの時期、茎の根元をたどっていくと・・・ありました!
まだよくわかりませんよね。葉を展開することなく茎だけシュルシュルと伸びていますが、その茎をアップにすると・・
スーパーの野菜売り場のものよりも伸びてしまっているし、そのわりには貧弱すぎるのでここまでアップにしてもわからないかもしれませんが、これはアスパラガスです。
和名はオランダキジカクシ。果実が実ると赤くかわいらしいのですが、果実の写真を撮っていませんでした!時期になったら忘れずに撮りたいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)