博物館のコナラもすっかり展葉しました。
朝日を浴びて美しい新緑がまぶしく・・・ん?羽裏に何か黒いものが。
ぐーっと近づいてみると。
この特徴的な形は、ヒメクロオトシブミのメスです。羽裏に潜んでいることが多いのですが、日向で見るとこんな感じです。
葉先に卵を産み付けると、くるくるっと器用に丸めてゆりかごを作ります。ふ化した幼虫はこの中で大きくなります。
これから5月初めにかけて、博物館のコナラの葉にたくさんのゆりかごができます。どんなふうに作っていくのか観察できたら、またこのブログにアップしたいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)