今日は相模原植物調査会のみなさんと、緑区の丹沢山麓へ絶滅危惧種の現況調査に行きました。沢沿いに山へ入ると、砂防堰堤の堆砂地に見事なカツラの木がありました。
スギの植林地を登り、目的の絶滅危惧種を探して急斜面をくまなく歩き回ります。
途中、アカシデの新緑に見とれました。
いつもながら、その絶滅危惧植物が何かというのは公開できず、申し訳ありません。県内で現在自生が確認できているのはこの場所だけ、というレベルのものなのです。
そのかわり・・タチキランソウの濃厚な藍色に出会いました。
帰りに寄った滝の脇をおそるおそる登ると・・
滝をバックにハルユキノシタが咲いていました。
絶滅危惧植物も順調に株数を増やしているようで、ちょっと安心しました。
(生物担当学芸員 秋山)