鳥の羽根展にむけて5/11 タッチ可能!

今日はいよいよ来週末21日(土)から始まる企画展「鳥の羽根 温かく、美しくまとうもの」に向けた作業として、標本士Aさんが、ヤマドリの剥製を仕上げにきてくれました。

先月までにほとんど完成していて、乾燥後の羽根の重なりなどを調整するだけだったのですが・・・。惚れ惚れするようなすばらしい仕上がりです。

この剥製は、部位ごとの羽根の触りごこちを確かめてもらうための「触れる展示物」です。しかし・・そういう展示物にするのが惜しくなってきてしまいましたが、本来の目的を完遂すべく強い意志を持って展示します。
さらに、当館にある標本も展示に出すのですが(こちらはケース内展示です)、羽根を整えて、義眼のクリーニングなどしていただいたら、表情がよみがえりました。恐るべき標本士のワザです。

さらに今日、こんな珍しい資料が届きました。

羽根で全体を装飾された少し年代物のショルダーバッグです。いったいどういう衣装がこのバッグにマッチするのか、その方面に疎い私には想像つきません。
だんだんと資料が集まりキャプションなども作っていると、展示のイメージが膨らんできました。
でもでもまだ気の遠くなるような作業が目の前に立ちはだかっています・・。
(生物担当学芸員 秋山)

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