5月18日、水曜日。晴れ。
4/20に引き続き相模原市緑区日連で,礫岩と凝灰岩の分布範囲を調べるために調査をしました.
この地域の礫岩には断層破砕帯がたくさん見られます.断層が動いた時の引っかき傷も見ることができました.
こちらは別の断層破砕帯です.写真の右上では礫も見られ礫岩であることが確認できますが,ハンマーの置いてあるあたりは,断層運動により礫がわからないくらい岩石が破砕されています.
小さな支流の沢に入ろうとしたらいきなり滝に行く手を阻まれました.
滝を巻いてしばらく行くとまたまた断層破砕帯です.
写真では分かりにくいですが,沢の最上流部では凝灰岩が見られました.
今回の調査ではガマガエルやプラナリアに出会いました.
新緑の季節,生き物たちも活発になっています.
(地質担当学芸員 河尻)