企画展「鳥の羽根 温かく、美しくまとうもの」の列品、オープニングイベント、キアシドクガ大発生の対応など慌ただしい日々が続きましたが、今日は休館日。ひさしぶりに外を歩く余裕ができました。穏やかな休日です。河原を歩くと、特定外来生物であるオオキンケイギクが咲き誇っていました。
コアオハナムグリがモゾモゾと花粉を食べに来ています。
ネズミムギ、オニウシノケグサ、オオアワガエリ、カモガヤなどイネ科の花があまりにも満開すぎて早々に退散。植物を扱っている人には花粉症が多いのですが、私もご多分に漏れずイネ科やオオブタクサ、カナムグラなど晩春から秋にかけてひどくなります。逃げるように山の方へ行ってぶらぶらしていると、前方の日向に鳥が落ちています。
妙な格好で動かないガビチョウです。これは羽根展の資料が増えてしまうのかな・・と近づいていくと、ひょっこり起き上がって飛んでいってしまいました。日向ぼっこのお邪魔をしてしまったようです。失礼しました!
この前後、激しいくしゃみが連発でしたが、おかげさまで穏やかな週明けを迎えられそうです。
(生物担当学芸員 秋山)