だいたい企画展をオープンさせた後というのは浦島太郎状態なのですが・・今回の「鳥の羽根 温かく、美しくまとうもの」では準備中にキアシドクガの大発生など重なり季節をしっかり追っているつもりでいました。しかし・・
毎日通る通勤路のコヒルガオがたくさん咲いているのに気付いたのはオープン翌日でした。
キアシドクガの純白を追っていたのに、こちらに気付いたのは、今日の帰りがけでした。
満開のドクダミです。
博物館の空には巻雲が出ていました。そういえば空もしばらく眺めていなかったような・・。
木の幹で交尾するキアシドクガ。下の方は翅の鱗粉が落ちて透けています。メスを求めて飛び回ったオスでしょう。間もなくこの大発生も終息しそうです。
いつの間にやら進む季節にちょっと焦りましたが・・焦ってもしょうがないので、明日は山へ登って少し季節をさかのぼる調査をしてきます!
(生物担当学芸員 秋山)