今日は午前中、博物館近くの市立青葉小3年生にカイコの授業をしてきました。
先々週から続いてきたカイコの授業もこれで8校目、そして今シーズンのフィニッシュとなりました。
すでに3齢に入っているカイコを育てているところなので、生徒さんたちは食い入るように話を聴いてくれました。
特に、ペットを飼うこととの違いと、カイコの命に対してどう責任を持つのかという部分では、生徒さんたちの目の色がはっきりと変わりました。
これから自分たちが直面することの大きさ、重さに思い至ったのでしょう。
それでも、農作業の意味や人間が生きていくための衣食住との関連などをお話ししていく中で納得顔になってくれました。こうしたダイナミックな反応があるので、この授業、やめられません。
さて、博物館の3齢のカイコたちはモリモリ食べています。
昨日は頭がやたら大きく見えていたのに、体が全体に大きくなっているので頭がもう小さく見えています。
日に日にというより、見る度に大きくなっています。
(生物担当学芸員 秋山)