ご好評いただいてきた企画展「鳥の羽根 温かく、美しくまとうもの」も、会期が残すところ2日となりました!
担当者として悔いを残さないように、隠れた見所をご紹介しておきます。まず入口の看板です。羽根の写真がいろいろ・・
と思いきや、ホンモノの羽根も貼りつけてあります!ダチョウの羽根です。これは、市内田名の「だちょう牧場スマイルオーストリッチ」さんご提供によるものです。
くどいようですが、導入部のプロムナードは松橋利光さん撮影のコクジャク類の羽根写真タペストリーです。その奥に、ハイイロコクジャクの本剥製がお出迎え。この空間が作りたくて、企画段階で真っ先に展示デザインを描きました。心に描いたものを展示という形にできるって、学芸員の仕事の醍醐味の一つだと思います。
展示室内に設置してあるアンケートによると、「関心を持った内容や資料は」との設問でダントツの1位は、この「オオルリの羽根、ぜんぶ」です。
相模原動物標本クラブのメンバーの一人がやってみたいと発案して、何日もかけてやりとげた1羽ぶんの全身すべての羽根標本です。
書いているうちにほかにも書きたくなりました・・。また明日にでも、往生際悪くご紹介しようと思います!
(生物担当学芸員 秋山)