先週の宿題(正体が分からなかった薄紅色のキノコと、白いキノコ)となっていた菌類について、神奈川県立生命の星・地球博物館の折原学芸員(菌類担当)に教えていただきました。まずこちら
キツネノタイマツとのことです。「キツネノ~」というスッポンタケ科のキノコがいくつかありますが、いずれもハエなどを呼び寄せるために粘着質の悪臭を放つグレバという部分が頭についています。しかし今回撮影したものは、グレバがすでに虫に食べられたようできれいさっぱり無くなっているということでした。これは難しい!
続いてこちら
クロサイワイタケ属の一種ということで、これはもう完全にプロの世界・・。未解明、未記載の種が多いキノコの中でも、マニアックなグループです。
梅雨時は特にスッポンタケ科のキノコの発生のピーク(折原学芸員)だそうです。妖しげな姿のものが多く見つけると嬉しいグループです。これからも地面近くをよく見ていきたいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)