博物館では時折、大学からの見学実習を受け入れます。学芸員資格を取得するためのカリキュラムの一環として行われるものが多く、バックヤードの見学を含むため学芸員が対応します。今日はお隣の町田市から、桜美林大学の学生さんたちが来館されました。
実物資料としての標本の収集保存、調査研究の意義や目的を説明したあと、バックヤードツアーに出発です。収蔵庫(は自分が説明しているので写真がありません)を見た後、地階のコントロール室と空調機械室へ。
大きな配管やボイラー、電源設備などの存在感、そして音にちょっと圧倒されたようです。
閉室中の特別展示室では、高い天井と広く大きな展示ケースの理由について当館元学芸員でもある担当の教授から説明を受けます。
ちょうど特別展示室のシャッター前で実施中の七夕イベントのようすを見学しました。
地域博物館におけるボランティアの存在の大きさを実感できたのではないかと思います。
通常の大学の見学実習よりも長くじっくり、午後までかけて見学されていました。
(生物担当学芸員 秋山)