本日、尾崎行雄を全国に発信する会と博物館の協働事業のひとつとして、尾崎咢堂の著作『民主政治読本』の輪読会を開催しました。
尾崎行雄(咢堂)は津久井又野出身で憲政の神といわれ、明治23年(1890)の第1回衆議院議員総選挙から25回連続当選 60年にわたり衆議院議員を務めた人物です。
その著作『民主政治読本』はタイトルこそガチガチの難しいそうなイメージですが、今回の使用している平成25に出版した復刻版は文字も大きく、また内容もわかりすく編集され、一般の方にも大変わかりやすくなっています。
参加者が1節ごとに順番に読み、講師の解説や参加者からの質問などを交えながら読み進めましたが、わきあいあいと楽しく輪読できました。
内容も現代にも通用するというか、むしろ現代にこそ尊重すべき考え方などが書かれていると感じました。ぜひ、現代の政治家の皆さんにもあらためて読んでいただきたいとの声が多かったです。
輪読会は7/10、7/17と、あと2回続きます。まだ、定員に余裕がありますので、ぜひこれからでも。博物館まで申し込みください。
(歴史担当学芸員 木村弘樹)