博物館には実習実験室という、学校で言うと理科実験室のような部屋があります。
ここでは実験や作業をともなう講座(今風に言うと、ワークショップ)を行ったり、少人数を対象とした講義などに使用しています。
また、主催事業などで使用しない時には、博物館で活動しているボランティアの皆さんが各分野の資料整理や、研究活動の場として使っています。
今日は、午前中は市民学芸員の皆さんが、12月23日から始まる学習資料展の関連企画の内容を練る話し合いと、今度の土日に開催される「学びの収穫祭」でのポスター発表の準備をしていました。午後は、ほぼ同じメンバーで、学習資料展の展示についての準備会。そして、同じ部屋の中で、今日から3日間、この博物館で職業体験をする中学生の皆さんが、土器の洗浄と拓本とりを体験しています。
今日はたまたま同じ団体のメンバーですが、複数のグループが仲良く使い分ける事もあります。そういった光景を見ていると、市民が自由に博物館活動に使える場所があると博物館が活気づくんだなあ、という事を実感します。(学芸班 木村)
手前は職業体験の中学生、奥の方で学習資料展の準備会が進行中です