今日の博物館実習は資料の取り扱い実習です.
自然系資料と人文系資料を取り扱った他,パネルの作成実習も行いました.
自然系資料の取扱いでは,押し葉標本の作成を行いました.担当学芸員から説明を受けた後,実際の作業はボランティアの相模原植物調査会の方から指導を受けました.
押し葉標本の作成の後は,標本が収蔵されている様子を見るために収蔵庫を見学しました.
人文系資料の取扱いは,掛け軸と巻物の扱い方の実習です.
パネルの作成実習では,館内に掲示するイベントの案内などを作成しました.
作成したパネルをピンで固定する練習も行いました.実際は展示室の壁や移動式展示ボードに打ち付けますが,今回の実習では壁の代わりにコルクボードに打ち付けました.
コルクボードは柔らかいので簡単に打つことができますが,実際の壁では簡単にはいきません.
学芸員や他の実習生が見ている前で実際の資料を取り扱うので,かなり緊張します.パネルの作成は初めて行う実習生が多く,悪戦苦闘してました.特にパネルの余分な部分を切り落とすのが難しかったようです.
(地質担当学芸員 河尻)