今年も秋蚕は在来品種

再びカイコの飼育が始まりました!
昨年に引き続き、秋蚕(あきご=夏の終わりから秋にかけて育てるカイコは秋蚕と呼びます)は在来品種を飼育します。
在来品種の中でも抜群の知名度を誇る小石丸(3齢)です。

そして、美しい黄色の繭をつくる在来品種、乞食です。

昨年も書きましたが、このひどい品種名は繭色の黄色から「金色(こんじき)→乞食(こじき)」に転訛したと言われています。ふつうは逆だと思いますが・・。ちなみに乞食は斑紋がほとんど無い、いわゆる姫蚕です。
4齢以降に明瞭になってくるはずの眼状紋が、小石丸と比べるとほとんど見られないので、違いがハッキリしてきます。それはまた来週のお楽しみですね!
(生物担当学芸員 秋山)

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