日本鳥学会札幌大会(最終日)

今日は16日から行われてきた日本鳥学会2016年度大会の最終日でした。学会賞受賞講演やシンポジウムが行われましたが、今日も早起きをして自然観察をしたようすから。

札幌市郊外にある野幌森林公園です。ある意味、北海道らしい光景。シラカバとセイタカアワダチソウの競演です。
林内に入ると、トチノキやカツラ、ハリギリなどの広葉樹の大木が目立ちます。

期待したクマゲラには出会えませんでした。後ろからお散歩に来ていた、おそらくご近所の方が「さっきいたよ」。ムムム!さっき通過した場所なのに!そんな簡単に見ることができてはいけない鳥ですね。
それでも、関東では少ない鳥であるオオアカゲラをじっくり見られました。すごい勢いで木を叩いていて、木屑が飛び散っています。

こちらは関東でもよく見られますが、ゴジュウカラです。木の幹をタテでも真横でも、逆さでも動けます!

同行したOさん(超雨女)のおかげで想定外の雨にも少し当たりましたが、気持ちのよい探鳥でした。
おっと、大会しめくくりのシンポジウムのようすも少し。

発表のディスカッションだけでなく、いろいろな研究者やフィールドワーカーたちと交流できてとても充実した大会でした。
明日からふたたび地道にフィールドワークにいそしみたいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)

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