今回育てている変異品種の中で、黄緑色系の繭色をつくるという天龍青白がいよいよ繭を作り始めました。
まぶしの中で昨日から作り始めた個体です。うっすら黄色みがかっています。
一足先に一昨日作り始めた繭は、ほぼ完成。美しい淡黄緑色!
同時に作っていたゼブラ(縞々模様)の品種が作った黄繭(右)と比べると、色の差が歴然です。
博物館のクワの葉が古くなって瑞々しさを失っているため、新しい葉を求めてあちこち探し回るなど飼育に苦労しましたが、こうして美しい繭を作ってくれて報われた気がします。
(生物担当学芸員 秋山)