今日(10月9日)は相模原市内のボーイスカウトビーバー隊のみなさんが博物館へ来て下さいました。
ビーバー隊とは小学1、2年生の隊員のみなさんです。
予定では野外で自然観察会を行う予定でしたが・・ざんざん降りの雨だったので、実習実験室でインドア観察会に変更です。
植物の種子をいくつか用意して、ひっつき虫(動物散布型種子)と、風散布型の“空飛ぶタネ”をいろいろな角度から観察してもらいました。
実体顕微鏡で、ヌスビトハギのベタっとくっつく果実を見てもらったら、一緒に参加していた隊員の兄弟クンが・・
「ちもいー(キモイー)!」と一言!
あまりのかわいらしさに打ちのめされました。
ひっつき虫のひっつくしくみや、風散布種子をまねた模型づくりなどをとおして、植物が分散する理由について少し考えていただきました。
楽しい室内自然観察会となりましたが、次はぜひまた、晴れた日に来ていただきたいですね!
(生物担当学芸員 秋山)