毎月恒例の生きものミニサロンの準備でお隣の樹林地で写真を撮っていたら、なにやら不穏な視線を感じました。
木の枝に、悪そうな顔が!
というのは大げさですね。ハリエンジュの冬芽です。正確には、葉が落ちた痕の葉痕です。冬芽は中に埋もれています。なんだか、角のある顔に見えます。
冬晴れの青空を見上げたら、まわりの緑がなくなって、この時期こそ元気に見えるつる性の常緑樹、テイカカズラが盛大にまとわりついていました。
葉が落ちて明るい林内で目立つものがもう一つ。ノイバラの果実です。
鳥に食べられたりしてほとんど無くなっていましたが、なぜかぽつんと一つ。
ぴりっと冷えた空気に、この透明感がなんとなく似合っていました。