頭隠して・・

12月21日、緑区某所で定例の生物調査を行いました。調査中、地面近くでなにやら不穏な動きが・・猛禽類(素早くて種類は同定できませんでした)がドタバタやっていて、近づくと飛び立ちました。後に残って弱々しく声をあげていたのは・・

アオゲラ(キツツキ科)でした。猛禽類に襲われて慌てて法面の穴に隠れようとしたのでしょう。頭を穴に突っ込んでじっとしていました。
間に水面があって近づけなかったので、このあとどうなったのかわかりませんが、猛禽類から逃げおおせたでしょうか。
こちらは逆に、カラスに追われるトビです。

「いやぁ~」と声を上げているように見えますが、実際は「ピィ~」と鳴いています。
別の場所では、オスジカが日だまりで休んでいました。

今年のNHKの大河ドラマを想像させてくれる立派な角(真田幸村の兜が鹿角をあしらったものだったので)でした。

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