クリスマス・イブの12月24日、恒例の生きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは、これです!
樹名板。木の名前を覚えるの?
いやいや違います。冬、この樹名板をひっくり返してウラをのぞくと・・
いろいろな生きものたちが、冬ごもりをしています。テントウムシのなかまがどっちゃり。ちょっと小さな観察対象なので、みなさんに代わる代わるのぞいてもらいました。
そして、テントウムシのおふとんのようになっていた白いわたわたの中には何がいるのかというと・・
アリ?
いえいえ、違います。これはアリグモ!アリに擬態しているクモです。正面からお顔を見ると、正体見たり!
ルーペ付きのミルビンに入れてじっくり見てもらいました。
ほかにも、このミニサロンの定番、ヨコヅナサシガメや、ヤモリを観察しました。さらに、風に乗って遠くへ落ちる工夫がされているケヤキの種子(ケヤキコプター)なども観察していただきました。
冬休みに入り、たくさんの方にご参加いただき、とても楽しく自然観察ができました。みなさんの「おおーっ!」という声や、お子さんたちの「ナニナニ~?」とずんずんと近づいてくるようすに、主催者としてこの上ない幸せを感じます。
来月は1月28日(土)です。お楽しみに!