フデリンドウが見ごろになりました!

断続的な低温や冷たい雨に当てられて遅れ気味でしたが、博物館お隣の樹林地でフデリンドウが見ごろを迎えました。

青空の色に咲くフデリンドウ

遊歩道沿いにもたくさん咲いています。博物館へお越しの際には、踏みつけないように気をつけながらぜひご覧下さい。フデリンドウは越年草(おつねんそう)です。今咲いている株は昨秋、発芽して冬を越したもので、間もなく結実するとあっという間に枯れてしまいます。はかなさというより、この潔さが魅力の花でもあります。
こちらは、ミミガタテンナンショウ、カントウタンポポ、フデリンドウの春の花3種。

上からミミガタテンナンショウ、カントウタンポポ、フデリンドウ

同じアングルに入れるのはちょっと無理がありますね。
ニガイチゴの花も咲いています。梅雨の頃には赤い果実が実るでしょう。名前は苦そうですが、ふつうに甘い野いちごです。

野いちごのなかまのニガイチゴ

ミツバツチグリも元気に咲いています。

まぶしいほどの黄色の花のミツバツチグリ

木々の葉が開く前の今の時期、明るい林床で咲く背の低い植物がいろいろと見ごろです。是非お立ち寄りください。

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