こんな名前の注意報はもちろん、正式には無いのですが・・先日お伝えしたキアシドクガの幼虫(毛虫)の大発生がますます大変なことになっています。
上の写真のように、博物館のまわりのミズキの葉が、これまでにないスピードで食い尽くされています。そろそろ終齢幼虫になり、蛹化(ようか:さなぎになること)の場所を探し回って徘徊しているので、博物館や、おとなりの樹林地のフェンスに無数の幼虫がうごめいています。
多くの方にとって不快な光景だと思いますが、キアシドクガは名前に反して幼虫にも成虫にも毒はありません。もう1週間ほどでこの状態は終息し、今月下旬には白い蛾の乱舞のようすが見られると思います。
繰り返しになりますが、この大発生に対処する現実的で有効な手段はありません。いましばらくの辛抱となります。