今日(6月15日)は市内緑区で野鳥の調査を行いました。梅雨を忘れるくらいの好天でしたが、鳥の出現状況の方はいまひとつ。でも、昼食後にこんなご家族に遭遇しました。
カルガモの親子です。ヒナはふ化して1週間ほどでしょうか。
しっかり歩き、泳いでいますが、いかんせん無防備です。見ていてヒヤヒヤしますが、実際、この時期は外敵による危険に最もさらされます。
9羽のうちの4羽が、別のつがいのカルガモが食事をしているところへ近づきます。
恐れを知らないヒナは、お余所の大人(成鳥)にちょっかいを出して反撃され、それを見た母親がさらに攻撃をしかけたりと、成鳥の方はかなり神経質になっているのがわかります。
すぐに疲れてしまい、上陸して休憩。
このうち、成鳥の大きさまで育つのは何羽でしょうか。あまりにもかわいらしい姿を見ていたら、かえって冷徹な自然の厳しさを思い出してしまいました。