カイコのお世話をしていたら、飼育容器の縁をなにか白いものが動いていました。
よーく見てみると・・
クワなどにつく虫、スケバハゴロモの幼虫です!ぜんぜん珍しくない虫ですが、先日のコミミズクなどと同様に、いるとつい写真を撮りたくなる、不思議な形をしています。おしりの先に綿毛(ろう物質だそうですが)を付けています。
いったい何のためにこんなものを付けているのか?おそらくは天敵からの防御なのでしょうが、かえって目立ってしまうのではないかとこちらが心配になります。ちょっと古い話ですが、どう見てもラインダンスショーの踊り子さんが付けていた飾りです。顔をアップにすると・・
さて、成虫はこちらです。
一見すると蛾のようですが、違います。顔つきから、セミやカメムシのなかまであることがわかります。
1センチほどの透明な翅がなかなかオシャレです。ハゴロモやミミズク、ツノゼミなどこのなかまの不思議な形は、いつ見ても楽しい気持ちになります。