マメ科のつる植物であるクズは、1年で10メートル以上もつるをのばすことがある壮大な植物です。従って、その栄養生産を担う葉っぱも大きい!
昨日(8月18日)夕方、博物館のフェンスにからみつくクズの葉をふと見ると、こんな昆虫がいました。
オジロアシナガゾウムシです。相模原に生息するゾウムシの中では大きな種類なのでジロジロ見ていたら、マッチョなポーズをとってくれました!
ボディビルダーみたいですね。サービスで別の角度から!
そして今日(8月19日)の朝、同じ場所を見ると、こんどはこんなドラマティックな瞬間が・・昨日とは別のゾウムシの一種を、ヨコヅナサシガメの幼虫が狙いをつけています。
ゆっくり近づいています。
距離を詰めたと思った瞬間、ガッチリとホールドしてしまいました。
葉裏へ持ち込んで、太い口吻をゾウムシの腹部に差し込み、体液を吸っています。
クズの葉の劇場で展開される小さな生きものたちのドラマから、目が離せません!