明日から学習資料展が始まります!

明日から特別展示室で「学習資料展 大地さんと未来さんが見つけるちょっと昔のくらしIX~学校と家庭と遊び~」が始まります。会期は平成24年12月23日(日)~平成25年2月3日(日)(観覧無料)。この企画展は本来小学生の社会科の授業で学ぶ「昔のくらし」を補完する目的のものですが、並んだ品々を見ると「レトロブーム」を連想させるものばかり。かなり大人ウケしそうな内容です。
まず会場に入ってすぐは「学校」がテーマ。正面には、木の椅子、足踏みオルガンなどが並び、昔の小学校の教室が再現されています。2人並んで座る木の机を懐かしく思い出す方も多いのではないのでしょうか。しかし、職員の中にも既に知らない世代がいますすので、もしかして「何それ、知らない」という方がいらっしゃったらこれを機会にぜひ実物をごらんになってはどうでしょうか。
その側には学校で使った教科書や道具、給食のレプリカなどがケースに飾られています。確かに見覚えがあるあの文房具や食べたことがあるようなメニューを見ていると、頭の中はすっかり「あの頃」の気分になってきます。
続いてのコーナーは「遊び」がテーマ。「あー、うちにあったー!」というおもちゃやゲームが並びます。ほとんどが、電子部品を使っていないおもちゃばかり。奥の方では、さらにレトロなブリキのおもちゃが独特の雰囲気を放っています。
そして、「家庭」のコーナーでは、畳敷きの茶の間が再現され、さらに真空管やトランジスタの時代の家電製品がずらりと勢揃い。もしかしたら、子どもたちには何の機械か見当もつかないものもあるかも知れません。ここはぜひ、大人と子どもが一緒に見ていただきたいところです。
今回の企画展は、市民学芸員の皆さんが企画から展示まで深く関わり、話し合いながら作り上げた良さと工夫が随所に現れています。展示だけでなく、昔の遊び体験コーナーやオリジナルの紙芝居上演(いずれも1月6日~27日の毎日曜と14日(月)に実施)といった、職員だけではとうていできない企画もあります。
と、長々と紹介しましたが、まだまだ紹介仕切れていない事がぎっしりつまっていますので、ぜひ多くのかたに観ていただきたいと思います。
今日はまだ公開前ですので、会場の写真は載せません。気になった方はちょっと博物館に立ち寄って、実際にごらんになっていただければと思います。(学芸班 木村)
学習資料展紹介URL:http://www.remus.dti.ne.jp/~sagami/30-02tenjiannai-tokubetu.htm

カテゴリー: おしらせ パーマリンク