火山灰を顕微鏡で見てみよう

10月15日に「火山灰を顕微鏡で見てみよう」を開催しました。

相模原地質研究会、弥栄高校サイエンス部、その他多くの方々にボランティアとしてお手伝いいただきました。ボランティアの皆様、ありがとうございました。たくさんの方々にご参加いただき、大盛況でした。

火山灰の中に含まれている鉱物を顕微鏡で見ると、とてもきれいです。みなさん熱心に、観察していました。

火山灰を顕微鏡で見るとこんな感じです。これは姶良(あいら)カルデラと呼ばれる鹿児島県にあった火山から約3万年前に噴出した火山灰で、福島県に降り積もったものです。これは一例で、火山灰によって含まれる鉱物が違うので、見え方も大きく異なります。

火山灰中の鉱物の洗い出しも体験していただきました。

もともとはただの土にしか見えません。

この中から洗い出した鉱物はこんな感じです。

洗い出した鉱物は、カードと一緒にお持ち帰りいただくことができました。

火山灰を顕微鏡で観察すると想像していた以上に美しく、多くの方々に楽しんでいただけました。参加者の中から、将来、火山灰の研究者が誕生すると嬉しいですね。

カテゴリー: 報告, 生きもの・地形・地質 パーマリンク