本日12月10日(日)、「相模原の博物誌」学芸員リレートーク&スタンプラリーの2回目となる「相模原が“柴胡が原”と呼ばれていたころ」が行われました。本日のおびのっちスタンプです!
生物担当学芸員のお話でしたが、通常、自然系の講演会では50人以上の聴講者に来ていただければ盛況、となりますが、今日は130名超!
郷土史に関わるお話だったため、想定以上の聴講者数となりました。師走のお忙しい中お集まりいただいたみなさま、大変ありがとうございました。
話題は相模野台地とミシマサイコの関わりについてです。
現在は影も形も見られなくなってしまった相模野のミシマサイコですが、県内(丹沢山麓)産のミシマサイコの古い標本や、郷土の博物学者が栽培していたものの標本、そして、今年、九州の南阿蘇で採集された現代の標本も展示しました。
土地利用の変遷や人々の暮らしぶりが、植物の分布にどのように影響したのか、歴史の教科書や植物の図鑑には載っていない話題をお楽しみいただけたようです。
次回のリレートークは来年1月14日(日)14時から、考古分野で「中世庭園から津久井城をみる」です。混雑が予想されますので、お時間に余裕を持ってお越し下さい。