なぜそこを歩くのか?

先日、相模原市緑区と愛川町、清川村にまたがる宮ヶ瀬ダム周辺で調査を行いました。
この付近は野生の哺乳類が多く、特にホンシュウジカとニホンザルは必ずと言って良いほど姿を見ることができます。ダム堤体下の橋を歩いていたら、こんなところにサルの足跡が・・

欄干に白くついたニホンザルの足跡

写真ではわかりにくいのですが、欄干の上を歩いたようです。しかしこの欄干、丸い円柱形で、しかもつるつるです。橋の下は10メートル以上ある川面・・「猿も木から落ちる」ということわざを出すまでもなく、木よりもっと歩きにくい、そして危険なところをなぜ歩くのか?不思議ですね。
少し後には、群れを見ました。こちらはだいぶお歳を召しているようです。

日なたぼっこをしながらお食事中

妙にポーズを決めている若者もいました。

反射板に手を置いてキメポーズ・・

こちらもガードレールの上を難なく歩いていたので、サルにとっては細いところを歩くのは別に難しいことじゃないのかもしれませんね。余計な心配をしたようです。

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