今朝はぴりりと空気が凍てつく中、風も無く雲も無く、絵に描いたような冬晴れでした。
博物館のお隣の林では、アオゲラが「ピョーッ」っと気合いを入れるかのような強い声で鳴き、シロハラやシメが地面に下りて、落ち葉の下から食べ物を探しています。ふと日陰に目をやると、ハコベに霜の華がついていました。
さらに回りを見ると、不思議な形の葉っぱが朝日に輝いています。
閉じているのでわかりにくいのですが、カタバミの葉が、低温を感知して3枚の小葉をたたんでいるのです。こんな真冬でも、青々とした葉があるものですね。そういえば、ヒメジョオンのロゼットも生き生きと葉をひろげています。
おひさまの光のありがたさを感じながら、冬の朝の林を歩きました。
ところで、そんな太陽の光をテーマにしたプラネタリウム番組が、土日祝日の11時から上映されています。ご案内役はさがぽん!明日から3日続けて上映となります。ぜひご覧下さい。詳しくはコチラ!
(生物担当学芸員 秋山)