博物館のまわりは樹林で覆われています。人が入れる場所と入れない場所があり、そうした樹林にはたいてい、野生動物が暮らしています。相模原では、その代表格はタヌキです。
センサーカメラと言って、赤外線センサーで熱を持ったものが通過するとスイッチが入る仕組みになった自動撮影カメラを仕掛けてみると、こんな写真が撮れます。少なくとも、博物館の周りには2頭のタヌキが生息しています。
ほかにも、こちらは外来生物ですが、ハクビシンもいます。尾が細長いので、すぐに識別できます。
しかし、市内に広く生息が確認されている特定外来生物のアライグマはこのセンサーカメラでは確認できていません。
もちろん、ネコもいます。
こちらも何個体かいますが、いずれも単独行動です。
写っていてちょっと嬉しいのは、こんな鳥です。ヤマシギという森の中にすむシギです。
シギというと水辺のイメージが強いのですが、この鳥は長い嘴を落ち葉や土に突っ込んでミミズなどを捕まえます。しかも 活動時間の多くは夜間というちょっと変わった鳥です。
ほかにもいろいろな動物が写っています。もともとは動画で撮影していて、音声も入っています。1月27日(土)12時からの生きものミニサロンでは、館内でこうした映像や剥製などを使い、身近だけど実際に目にすることが少ない動物たちについてご紹介したいと思います。お申し込み不要なので、どなたでもご参加いただけます!