緑区吉野にある「吉野宿ふじや」で、恒例のひな人形展示が始まりました。
お内裏様とお雛様だけの親王飾りから、三人官女、五人囃子、随臣、仕丁まで15人がそろった7段飾りまで、様々なひな人形が展示されています。
その中でも、今回の目玉は、約300年前の江戸時代中期の享保期に作られたとされる「享保雛」の展示です。残念ながら、お雛様はなくお内裏様だけですが、非常に大きく、また顔や服装なども現代とは違い歴史の重みを感じます。
会期初日の2月17日は土曜日のため、ドライブや古道めぐりの人たちなどが看板に目を留め、来場していました。また、お雛様に負けないぐらいかわいらしい地元の女の子も来場し、きれいなひな人形に目を輝かせていました。
今回の展示は、ふじの里山くらぶさんが地元の藤野地域住民から多くのひな人形を借受け、展示しています。ご協力いただいた皆さまありがとうございました。
2月24日、3月3日、3月17日、3月24日の土曜日には紙のお雛様作り体験も開催します。また、ひな人形の展示は3月25日(日)まで行っていますので、ぜひご来場ください。
※期間中の月曜日は休館日です。